副業社員を募集したきっかけと当時の経営課題は何ですか
当法人と運営する保育施設の認知拡大するため、広報と他施設との差別化を図るブランディングが課題でした。もともと立ち上げた私が「森林」について学び、また3人の子育て経験もあったからこそ、自然の中で保育することのポテンシャルを確信して設立した保育施設。自然を「園舎」とみたて、自らなにをしたいか考えられる子を育てる当法人の保育施設は、保育業界ではそれなりに知名度がありました。
初めて開園した当初はまだ『森のようちえん』というのは珍しかったですし、うちの保育施設がいいと言って県外から移住してきて下さる方もいます。鳥取県が補助金を出す制度も整えてくれたこともあり、現在は当法人のほかにも自然環境を活かした保育施設が県内に10園ほどもあります。当法人はそれまでテレビや映画でも取り上げられたりして関心を持つ方が多かった一方、自分たちで発信していくことに課題がありました。私たちでは他園との差別化をするための広報スキルや知見が不足しているので、外部の人材にお願いをしたいと思い、当事業を利用しました。